中小企業の間違ったプロモーション
今日はプロモーション・マーケティングの部分に関して少し。
以前、勤めていたプロモーション会社のお客様でこんなクライアント様がおられました。
「テレビCMをやったら絶対売れる!」
とその会社の社長。
その社長は私が出したプロモーション戦略企画を無視して、大手広告代理店経由でテレビCMを放映しました。
その結果は惨憺たるものだったようです。
3ヵ月後、私のもとにその社長さんから連絡があり、もう一度私が出したプロモーション戦略を検討したいという話になりました。
その時に聞いた話では、なんと社長はそのCMに2,500万円も出していたそうです。
「2,500万も出しても全くアカンかった。どないなってんねんや?」
大金を使ってテレビCMを流したのに全く効果がないんですから不思議で仕方がないといった感じでした。
こんな話をプロモーション会社にいるときによく聞きました。
なぜ効果が出なかったのでしょうか?
実はちゃんとした理由があります。
そもそもテレビCMというのは、大企業向きの広告媒体だと思ってもらって差し支えないと思っています。
ラジオCMも同様にです。
私自身、テレビCMに関しては、ブランディング広告、特にイメージ広告だと思っています。
たった15~30秒で伝えられる内容はその商品・企業のイメージだけです。
中小企業はそもそも、その企業自体知られていない場合がほとんどです。
知らない企業の商品を、CMを見ただけであなたは買えますか?と言うことです。
なおかつその商品の情報が15~30秒で伝えられるわけがありません。
なので大企業は、
テレビCM → 不特定多数へのブランディング
ラジオCM → 不特定多数へのブランディング
紙媒体広告 → 商圏・見込客への商品告知
WEB → 購入意欲の高い見込客への商品内容の詳細告知
イベント → 商品体感(動機付け)
と簡単ではありますが、こんな感じの考え方でほぼ全ての広告手法を駆使します。
しかもこれは同時期に一度にやることで非常に高い効果を生みます。
仮にラジオCMやイベントをやらないとしても、小さく見積もっても1,000万円以上かかるでしょう。
テレビCMがほぼ半分以上です。
前述の社長は、テレビCMだけで完結していたのですから販売促進に繋がらなかったという事です。
では、どうすればいいのでしょうか?
少し長くなってきましたので、
次回、効率のいい中小企業向きのプロモーション手法をご説明いたします。

